淡路島は食の宝庫です
淡路島は、古代から平安時代にかけて皇室や朝廷に海水産物を中心とした御食料(みけりょう)を貢いでいた島の歴史があり、御食国(みけつくに)と呼ばれていたそうです。日本には御食国(みけつくに)と言われた地域が全部で3か所あり「若狭」「志摩」そして「淡路」だそうです。奈良の平城京跡から出土した木簡の記述からそのことがわかったそうですが、私は小学生時代は京都、中学から成人まで奈良に住んでいて、現在は淡路島に住んで30年以上ですのでなんとなく親しみを感じます。ですが、京都・奈良に住んでいた時は魚介類はまったく食べることができず、お造りなどはとんでもないことでした。家族でお寿司屋さんに行っても私はもっぱらいなり寿司オンリーでした。偏食だったんですね。
淡路島に来てはじめて美味しいと思った魚は"鱧"でした。スーパーに並び始めると必ず買ってしまいます。しかも鱧だけでなくいつからか魚大好き人間になってしまいました。今では毎日お造りを食べないと寂しくなってしまいます。鱧料理でよく食べるのは鱧の湯引きです。からし酢味噌や梅肉で食べるとビールやお酒がおいしく感じてしまいます。淡路島の玉葱と一緒に味わえるのが鱧すきのお鍋です。淡路の玉葱の甘みと淡白ながら奥深い味わいのある鱧のハーモニーは至極のよろこびです。


